国立大学法人 総合研究大学院大学 規程集(学外)

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国立大学法人総合研究大学院大学テニュアトラック制度に関する規則
平成30年3月28日
法人規則第16号 
(趣旨)
第1条 この規則は、国立大学法人総合研究大学院大学(以下「本学」という。)におけるテニュアトラック制度の実施に関し必要な事項を定めるものとする。
(目的)
第2条 テニュアトラック制度は、優れた研究者に対して、テニュア獲得のインセンティブの付与と自立できる教育研究環境を提供することにより、教育研究に関する意欲を高めるとともに、その能力及び資質の向上を図り、本学の教育研究の充実に資することを目的とする。
(定義)
第3条 この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1)テニュアトラック制度 テニュアトラック期間満了時までにテニュアの付与に係る審査を行い、可とされた者についてはテニュアを付与し、不可とされた者についてはテニュアトラック期間満了をもって退職する制度をいう。
(2)テニュア 国立大学法人総合研究大学院大学職員就業規則(平成16年法人規則第 4号)第2条に規定する職員(教授、准教授、講師、助教又は助手に限る。)(以下「教員」という。)のうち、任期の定めのない教員としての身分をいう。
(3)テニュアトラック教員 テニュアトラック制度により採用された教員をいう。
(4)テニュアトラック期間 テニュアトラック教員として採用されてからテニュアを付与するまでの期間をいう。
(5)中間審査 テニュアトラック教員の本学における教育研究活動等についてテニュア審査に先行して予備的に審査を行い、今後の活動等について指導・助言を行うことをいう。
(6)テニュア審査 テニュアトラック教員の本学における教育研究活動等の実績及び教育研究能力を厳正に評価し、テニュアの可否を判断するための資格審査をいう。
 (対象となる職)
第4条 テニュアトラック教員として採用する職は、准教授、講師又は助教とする。
2 テニュアトラック教員は第3条第1項第2号に規定する教員のうち、任期の定めのある教員としての身分とする。
(対象者)
第5条 テニュアトラック教員の対象者は、博士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含む。)取得後、概ね10年以内の者とする。
(テニュアトラック期間及びテニュアトラック教員の任期)
第6条 テニュアトラック期間は、5年とする。
(テニュアトラック制度の導入)
第7条 テニュアトラック制度を導入する先導科学研究科長は、先導科学研究科の実情に応じて、その運用に関する規則を定めなければならない。
(テニュアトラック制度の実施)
第8条 テニュアトラック制度を実施しようとする先導科学研究科長は、あらかじめ学長の承認を得なければならない。
2 学長は、前項の規定による承認の申請があった場合は、役員会の議を経て、承認するか否かの決定を行うものとする。
(募集等)
第9条 テニュアトラック教員の募集は、公募とし、募集時に採用基準及びテニュア審査基準を明示するものとする。
2 テニュアトラック教員の採用基準及びテニュア審査基準は、教授会の議を経て先導科学研究科長が定めるものとする。
(テニュアトラック教員の選考)
第10条 テニュアトラック教員の選考は、先導科学研究科の教員選考に関する内規(役員会決定)に準拠して行うものとする。
(テニュアトラック教員の給与等)
第11条 テニュアトラック教員の給与については、国立大学法人総合研究大学院大学職員給与規則(平成16年法人規則第5号)又は国立大学法人総合研究大学院大学年俸制適用職員給与規則(平成30年法人規則第15号)に基づき、学長が決定する。
2 テニュアトラック教員の勤務条件、服務規律その他の就業等については、職員就業規則の規定を準用する。
(メンター教員)
第12条 テニュアトラック教員に対する教育、研究並びにテニュア取得に関する指導及び助言を行うメンター教員を配置するものとする。
2 メンター教員は、先導科学研究科長の推薦に基づき、学長が指名する本学の教員をもって充てる。
(教育研究環境整備等)
第13条 本学及び先導科学研究科は、研究開始に要する資金の提供、研究スペースの確保その他テニュアトラック教員の教育研究の環境の整備に努める。
(テニュアトラック審査委員会)
第14条 テニュアトラック教員を雇用する先導科学研究科は、テニュアトラック教員に係る研究計画の達成状況、中間評価及びテニュアの付与に係る審査等を行わせるため、テニュアトラック審査委員会(以下「審査委員会」という。)を設置しなければならない。
2 審査委員会に関し必要な事項は、先導科学研究科が別に定める。
(テニュア中間審査)
第15条 審査委員会は,テニュア中間審査を行い、原則としてテニュアトラック教員の採用後3年を経過する日までに、中間審査報告書を対象となったテニュアトラック教員の所属の先導科学研究科長に提出しなければならない。
2 先導科学研究科長は、中間審査報告書により教授会及び学長に報告した上で、中間審査の結果を速やかに中間審査の対象となったテニュアトラック教員及びメンター教員に通知し、必要に応じて指導及び助言を与えるものとする。
(テニュア審査)
第16条 審査委員会は,テニュア審査を行い、テニュア審査報告書を先導科学研究科長に提出しなければならない。
2 前項の報告を受けた先導科学研究科長は、原則としてテニュアトラック期間が満了する1年前までに、当該テニュアトラック教員のテニュア審査報告書により教授会に報告した上で、学長に提出するものとする。
(テニュアの可否の決定)
第17条 学長は、前条のテニュア審査報告書の提出を受けたときは、役員会の議を経て、テニュアトラック教員のテニュアの可否を決定するものとする。
2 テニュアトラック教員のテニュアの可否は、原則として、当該テニュアトラック教員のテニュアトラック期間が満了する10月前までに決定しなければならない。
3 学長は、テニュアを付与するか否かの決定をしたときは、その結果を速やかに先導科学研究科長を通じて当該テニュアトラック教員に通知するものとする。
(雑則)
第18条 この規則に定めるもののほか、テニュアトラック制度に関し必要な事項は、学長が別に定める。
附 則
 この規則は、平成30年3月28日から施行する。